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コンサルタントインタビュー

コンサルタントインタビュ―
取締役 業種特化事業部長 渡部 恒郎

2021.4.1

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渡部恒郎【わたなべ・つねお】 取締役  業種特化事業部長

略歴
学生時代に起業を経験の上、2008年日本M&Aセンター入社。入社から8年間で最優秀社員賞を3度受賞。M&Aプレイヤーとして100件を超えるM&Aを成約に導く。13年にM&Aのプロフェッショナルファームとなる業界再編部を立ち上げ、わずか3年後、11名で売り上げ29億円の部署に育て上げ、19年には同社内で最大の部署となる。17年に執行役員、20年同社最年少で取締役に就任。業界再編M&Aの第一人者。2020年11月には、国内の時価総額1兆円以上企業における最年少の常勤取締役となった。

市場が成熟した今、あらゆる業界が ビジネスを進化させていく「業界再編時代」に入った

人口減少や少子高齢化、デジタルシフトなど、ビジネスをとりまく環境が大きく変化するなかで、さまざまな業界で再編の動きが加速しています。
私は、日本社会にとって業界再編M&Aの意義は2つあると思っています。
 1つは「過当競争からの脱却」です。業界内に多くの同業者がひしめき合う現状では、価格競争に陥りやすく、どうしても国内での戦いに終始しがちです。企業や地域で連携が進めば、国内だけでなくアジアなど海外市場に売って出ることも可能になります。
 もう1つは、「下請けから連携への進化=強いアウトソーシング企業になる」ということです。製造業、建設業、自動車、ITなど、あらゆる産業が二次請け、三次請けの構造になっています。規模の小さな会社1社では大きな受注を取ることは難しいですが、同じ規模の企業が10社手を組めば、一段上の仕事ができるようになります。
 市場は今、成熟期を迎えています。成熟期は、競争を終える時期です。似通ったビジネスの中でシェアを奪い合うのではなく、同じ志を持った企業同士が手を組んで、積極的に強調しビジネスを進化させていく時代、「業界再編時代」にきているのです。

M&Aによって、経営者としてもう一度新たなチャレンジをすることが可能に

これまではM&Aというと、経営者が引退を考えたときにはじめて選択肢に上ってくるというイメージがあるかもしれませんが、現在はそうではありません。実際にこの数年で譲渡する方の平均年齢は3~4歳ほど下がっています。その理由もまた2つあります。
 1つは時間をかけて着実に引継ぎを行うためです。M&Aは「譲渡して終わり」ではありません。買い手である譲受企業のメンバーと協業する期間を設けるなどして、譲渡企業の理念や知見、技術などを承継することが重要だからです。実際に、譲渡後に社長としてそのまま数年間在籍しながら伴奏する経営者も少なくありません。
 もう1つは「違った意味での自由が手に入る」という点です。例えば、上場企業と手を組んだとします。規模の大きな会社は、コーポレート機能も優れており、設備も整っています。充実した経営資源の中で、経営者としてもう一度新たなチャレンジをすることも可能になるのです。

会社と社員に対する自分の願いがすべて叶った ―― そんな未来の実現をお手伝いしたい

当社はM&Aのリーディングカンパニーの中でも、業界再編部のメンバーは皆、それぞれ担当する業界において日本でトップクラスのM&A実績をもち、業界のビジネス構造にも精通しています。そんな業界に特化したコンサルタントとして、譲渡企業にお相手の企業を提案する際、メンバー全員が共通して大切にしていることがあります。それは、お相手の経営者の考え方や社内の雰囲気がマッチするかどうかという点です。M&Aはよくお見合いにたとえられます。命を懸けて育ててきた会社、家族同然に苦楽を共にしてきた社員たちを託す相手です。その大切な会社がM&Aによって存続し、企業として更なる発展を遂げていく。そこで働く社員が、これまで以上に生き生きと働いている。そんな未来が実現するお相手かどうか。その見極めは業績だけでは測れません。
経営者の考えは、経営判断にすべてが表れます。どんな思いで起業したのか、どんな判断基準のもとに意思決定をしてきたのか、そうした数字や戦略の裏側にある「原体験」や「想い」を理解してはじめて、会社の価値を正しく判断できますし、成約後も企業同士が良い関係を持ち続けることができるかが決まってくるのです。
会社と社員に対する自分の願いがすべて叶った――、そんな未来をM&Aによって実現するお手伝いをしたい。それが、私たちの使命であり、願いです。

学生時代に起業を経験の上、2008年新卒2期生として日本M&Aセンター入社。2008年から2015年までの8年間で最優秀社員賞を3度受賞。M&Aプレイヤーとして、100件を超えるM&Aを成約に導き、同期間において中堅・中小企業M&AのNo.1コンサルタントとしてM&A業界を牽引してきた。業界再編M&Aの第一人者。M&Aのプロフェッショナルファームとなる業界再編部を立ち上げ、わずか3年後、11名で売り上げ29億円の部署に育て上げ、2019年には同社内で最大の部署となる。業界上位に入る企業の成長支援・業界構造の変化に対応するM&Aに取り組んでいる。トータルメディカルサービスとメディカルシステムネットワークのTOBは日本の株式市場で最大のプレミアムを記録した(グループ内再編を除く)。2020年同社最年少で取締役に就任。

取締役
業種特化事業部長
渡部 恒郎