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コンサルタントインタビュー

コンサルタントインタビュ―
業界再編部 調剤薬局業界専門グループ マネージャー 田島 聡士

2022.5.18

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田島 聡士【たじま・さとし】業界再編部 調剤薬局業界専門グループ マネージャー

略歴
1987年生まれ。神奈川県出身。明治大学理工学部卒。上場イベント会社で企業の広報やプロモーションイベント、大規模展示会等の企画・立案に従事した後、日本M&Aセンターに入社。2017年より調剤薬局業界の再編に係るM&Aを専門とし、500名以上の経営者と接触、主担当として20件以上のM&Aを手掛けている。2019年には日本M&Aセンターと大手広告代理店との業務提携を手掛け、大手広告代理店と共に大企業の事業ポートフォリオ再構築に係るM&Aやスタートアップ企業のイグジット戦略に係るM&Aも推進している。

変革期を迎えている調剤薬局業界

コロナ禍に起因する生活様式の変化や予防医療の普及は医療現場の病院・クリニックだけではなく、調剤薬局業界にも大きな影響を及ぼしています。門前薬局と言われる処方元の医療機関に近接する薬局は医療機関の受診状況に大きく依存し、新たな取り組みが求められています。国が2015年に提示した「患者のための薬局ビジョン」において、団塊の世代が 75歳以上の後期高齢者になる2025年、更に10年後の2035年に向けて、患者の服薬情報を一元的に管理して患者を身近にサポートする「かかりつけ薬局」に再編する道筋が描かれていますが、薬物療法の高度化や、在宅医療を含む地域医療の推進など、薬剤師が主体的かつ多職種と連携の下で専門職能を発揮することへの社会的な期待が増していると感じています。かかりつけ薬剤師の考え方が浸透し始め、地域住民に対する健康指導やセルフメディケーションを支える役割が調剤薬局の重要な機能としてより求められています。

また、テクノロジーの発達もあり、患者視点で考えれば、オンライン化の流れは間違いありません。今後はオンライン診療や電子処方箋が浸透し、調剤薬局の脱立地依存はさらに進んでいくでしょう。リフィル処方箋も始まったことから、医療機関の門前に位置する薬局の優位性は徐々に低下し、通勤や通学の際に立ち寄れることや遅い時間まで利用できることなど、これまでとは違った処方箋の受け方に順応していけるかどうかがポイントになります。調剤薬局は厚生労働省による診療報酬の改定によって収益が左右されてきましたが、その結果、競争原理が働きにくく、日用品を販売し、調剤薬局を併設するドラッグストアやスーパーに大きくシェアを奪われている状況も続いています。こうした異業種の参入は今後も激しくなっていくことが予想されます。

このように、調剤薬局業界はまさに変革期を迎えていると言えます。オンライン化や在宅医療対応などに順応するためには、ヒト・モノへの投資も必要です。環境変化に対応でき、自社の存在意義と地域医療全体の発展のために志を同じくする者同士が手を組んで、理想の医療サービスを実現していく。現状の打開策としてのM&Aが増えています。右肩上がりで成長した調剤薬局業界はまさしく成熟期に突入しています。これからの経営者は環境の変化を踏まえ、自社の調剤薬局の存在意義と向き合いながら、経営のフェーズを引き上げていかなければならない。それにはもう一度創業するような「第二創業」レベルの大きな変革が必要になるだろうと考えています。

プロフェッショナルとして仕事に徹する

コンサルタントとして、いい仕事に徹することを心掛けています。常に誠実さを持って経営者に提案し、ともに交渉に臨む姿勢が求められていると思います。経営者相手には上辺だけの言葉は通用せず、信頼関係を築くこともできません。創業された経緯や事業への想い、経営の志を伺い、経営者の意向を最大限に尊重し、それを実現できる提案をしています。M&Aで心の底から満足いただくにはコンサルタントの本気度と覚悟も必要です。

2021年にM&Aをお手伝いさせていただいた譲渡オーナーは2代目で私と年齢も近く、4年前から提案を続けていました。当初は買収による規模拡大を検討されていましたが、コロナ禍となって経営環境も変化し、自社より規模の大きな企業に譲渡することで成長を続けていく道を決断されました。譲渡直前の約1か月間は、毎日のようにオーナーと会話し、心境を共有いただいたり、悩みを伺ったり、譲渡後の夢を語っていただいたり、時には言い合いになって険悪なムードになることもありました。これは私も真剣に考えているからこそであり、経営者とこうした真剣勝負ができるというのも、コンサルタントという仕事の醍醐味だと感じています。譲渡後には深い感謝のお言葉をいただき、今まで以上の関係性、一生のお付き合いができるような関係性が築けたと考えています。

調剤薬局業界の専門コンサルタントとして、その会社や経営者、従業員にとってのベストな選択は何なのか、心から良いと思える提案を続け、いい仕事を積み上げていきたいと考えています。経営者の情報収集の小さな一歩が、会社の将来への大きな一歩になると思いますので、「何から始めたらいいか分からない」といった質問や経営に関する困り事があればお声掛けください。

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1987年生まれ。神奈川県出身。明治大学理工学部卒。上場イベント会社で企業の広報やプロモーションイベント、大規模展示会等の企画・立案に従事した後、日本M&Aセンターに入社。2017年より調剤薬局業界の再編に係るM&Aを専門とし、500名以上の経営者と接触、主担当として20件以上のM&Aを手掛けている。2019年には日本M&Aセンターと大手広告代理店との業務提携を手掛け、大手広告代理店と共に大企業の事業ポートフォリオ再構築に係るM&Aやスタートアップ企業のイグジット戦略に係るM&Aも推進している。

マネージャー
調剤薬局業界専門グループ
グループリーダー
田島 聡士