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M&Aレポート

【開催報告】物流業界オンラインセミナー
「いまさら聞けないDXとM&A~物流企業必須の2軸の戦略~」

2021.5.26

  • 物流
  • セミナー

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 2021年度の物流業界オンラインセミナー第2弾では、「いまさら聞けないDXとM&A~物流企業必須の2軸の戦略~」と題し、「DX戦略とM&A、またその関係」についてセミナーを開催いたしました。
昨今、物流業界誌やニュースで、DXとM&Aの文字を見ない日はありません。人材不足、激変する外部環境の中で成長するために欠かせないDX戦略は間違いなく加速しています。また、DXとM&Aは密にかかわっており、相互的に作用しています。
本セミナーでは、物流企業のDX化を手掛けるAzoop社(当社提携先)を講師として招き、DX戦略について基本的な話題から解説していただきました。

なお、当日ご視聴できなかった皆様におかれましては、見逃し配信用の動画本HPで限定公開しておりますので、ぜひ無料会員登録をしていただき、ご視聴ください。

第一部 DX(デジタルトランスフォーメーション)とは

【講師】株式会社Azoop CPO サービス開発担当執行役員 土井 浩司 氏 
東京工業大学大学院卒。株式会社リクルート(現 株式会社リクルートホールディングス)にて、サービス開発ディレクション業務を中心にIT 部門の企画統括、事業推進などを幅広く担当し、2017年より当時史上最年少の部長を務めた。スタディサプリ、カーセンサーの開発責任者などグループ各社の成長を牽引。2020年8月にAzoopに参画。運送会社のDX支援事例は50社を超える。

第一部では、Azoop社 土井氏より、

①運送会社の経営の現状と2024年問題
②DX(デジタルトランスフォーメーション)とは
③DXを実現する上での課題と成功ポイント
④デジタルソリューションの紹介

の4つのお話をいただきました。

①運送会社の経営の現状と2024年問題

運送業界の現状と2024年問題について解説いただきました。トラック運送業者が6万事業者を超え、飽和状態を迎えるこの業界には、2024年の時間外労働の規制が迫ってきています。コロナでの打撃も相まって、過去の延長では成長できない環境になってきています。運送業界においては、まだまだローカルな仕組みが残っており、DXの重要性が高まってきています。

②DX(デジタルトランスフォーメーション)とは

「DXとはそもそも何なのか」ということから分かりやすく解説いただきました。IT化、デジタル化と混合されやすいDXですが、そもそものゴールの設定が異なります。IT化は既存業務としての効率化のツール導入としてデジタルシフトが行われる(ツール導入がゴール)のに対し、DXは、業務そのものを、デジタル化を通して変えることを目的としています。(ツール導入は手段)

③DXを実現する上での課題と成功ポイント

DXの実現に向けてまず何から始めればいいのか。よくある失敗例と共に成功するポイントについてお話いただきました。DXの失敗要因は様々あり、全員が直面する問題は存在しません。そのため、自社の状況に合わせた課題解決に取り組む必要性が高いのです。DX自体も「攻めのDX(サービスの変革)」と「守りのDX(社内業務の変革)」に分類し、守りのDXから着手してみる方法についても解説いただきました。

④デジタルソリューションの紹介

Azoop社の実際のサービスであるトラッカーズマネージャーについてご説明いただきました。「ドライバーの事故対応で書類の確認が必要だが、事務所に行かなければ対応できない」等のトラブルも解決できるアナログ管理からの脱却を提供できます。運送業にかかる業務について、クラウドでの一元管理を実現しコストと時間削減を示現しています。


(Azoop社HP:https://azoop.co.jp/

第二部 デジタル化と物流M&A

【講師】日本M&Aセンター 業種特化事業部 業界再編部 部長 山本 夢人
東京大学工学部卒。野村證券株式会社を経て、土木資材メーカーの副社長として経営に参画し、2016年に日本M&Aセンターに入社。経営者としての経験を基に中小企業オーナーの立場に立ったM&Aを提案。2021年4月より現職。

第二部では弊社山本より、デジタル化と物流M&Aについて、業界再編の起きている他の業種とも比べながら解説いたしました。

①物流業界M&Aの流れ

業界再編の進む物流業界では、業界のライフサイクルの段階でいくと、成長期にあたる部分であり、M&Aが急増しています。現状では売り手市場(譲渡側の条件が有利)の状況です。成熟期(中小規模間では買い手市場)に移行していくと、中堅同士のM&Aが起きていきます。医療薬品卸、ビール、百貨店業界、あらゆる業界が再編をしていく中で同じ道をたどってきました。

②業界再編によって起こるM&AとDX

物流よりも少し前に再編が進んでいる調剤薬局業界では、IT格差が激しくなってきており、大手企業のIT化に中小企業はおいていかれる状況になっています。業界をリードする企業はサービスの提供側に回ります。物流業界を見てみると、①大手企業はIT企業を買収して自社開発を促進②中小企業はDXが進んでいる企業にM&Aでグループ入りの動きが起きています。これからDXは欠かせないもの、それをどのような手段で取り入れるのか決断を迫られています。



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目まぐるしく変動する物流業界では、いかに先取りをした動きが出来るかが、競争に勝つ中で重要になります。日本M&Aセンター物流業界支援室では、物流業界のオーナーの皆様に役立つトピックを提供して参ります。来る2024年問題に向けて、物流企業の存続と発展に貢献するべく動いて参ります。


物流業界支援室、Azoop社へのご質問がある方はこちらからお問い合わせください。

見逃し配信(会員登録)

なお、当日ご視聴できなかった皆様におかれましては、見逃し配信用の動画本HPで限定公開しております。
以下の登録フォームより会員登録をしていただき、ご視聴ください。
会員登録は無料です。

コンサルタント紹介

業界再編部 物流業界支援室 宮川 智安 
群馬県出身。実家は七代続く水産業の卸売。早稲田大学卒業。大学時代は競走部に所属(400mで全国IH準決勝)、2020年新卒で日本M&Aセンターに入社し、全国の物流業界を専門にM&A業務に取り組む。