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M&Aレポート

【3分でわかる】譲受企業の適性を見るポイントとは?

2022.6.21

  • M&A全般

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M&Aのことをもっとわかりやすく3分間のYou Tube動画で解説いたします。
食品業界専門グループのコンサルタントから週に1回配信!
食品業界M&Aのみならず、食品業界の経営やトレンド、M&A業界で働く人など様々なトピックについてやさしく解説します。

譲受企業の適性を見るポイントとは? #1




食品業界専門グループの江藤から、3週にわたってお話させていただきます。
まず今週は譲受け企業の適性を見るポイント3点をお話ししていきます。


まず1点目は、オーナー個人や企業に対する敬意を持っている会社かどうかということです。

M&Aを進めていく上でビジネスとしての側面ばかりを見るのではなく、オーナーのこれまでの生き様やこれまでの企業の歴史、これまでの伝統、などをしっかりみて敬意を払ってくれるかが重要です。この点は、いざM&Aを実施して資本提携した後に、両者がうまくいくかどうかという部分に大きく関わってきます。

2点目、譲受け企業の経営者がM&Aの論点などをしっかり受け止めてくれるかという点です。

M&Aを進めていくと、特に中堅・中小企業のM&Aについては様々な論点が出てきます。論点一つ一つに対して、譲受け側が指摘をしてしまうとなかなか話が進まなくなってします。
譲受け企業の経営者は、様々な問題点や改善していくべき点を飲み込んでしっかり受け止めて、今後発展して行くにはどうすれば良いのかを考えてくれる相手方というのが、非常に良いお相手と言えます。

最後に3点目は、関係当事者が多く意思決定が遅くないかどうかです。これは非常に重要なポイントです。
中堅・中小企業のM&Aというのは、検討に時間をかけすぎるほど、ブレイクする確率が高くなっていきます。
なぜなら、譲渡するオーナーの気持ちや、周りから色々な指摘、体調の問題などは変化していきます。M&Aをスタートした時には体調が悪かったけれど、どんどんやっていく中で気力活力を取り戻して、やる気が出てくるオーナーなどもいます。
そのように、時間が過ぎれば過ぎるほど、ブレイクしてしまう可能性が非常に高くなっていきます。譲受け企業が迅速な意思決定を行うことは、非常に重要です。
そのため、意思決定をしていくメンバーは多くない方がいいです。スピード感を持ってM&Aを実行できるかどうかというのが非常に重要になっていきます。

以上3点が譲受け企業の適性を見るポイントです。

次週は、譲受け企業が良いお相手を見つけるためのポイントについてお話していきます。
今週は以上です。

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青山学院大学法学部卒業後、埼玉りそな銀行にて法人営業を経て2015年に日本M&Aセンターに入社。食品業界を専門として製造業、小売業、外食業などのM&Aに取り組む。17年は丸亀製麺を展開するトリドールHDと「晩杯屋」のアクティブソース、「ラー麺ずんどう屋」を展開するZUNDのM&Aを手掛けた。

チーフマネージャー
食品業界専門グループ
グループリーダー
江藤 恭輔