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M&Aレポート

『足立流 ど根性幸福論』M&Aコンサルタントが経営者に推薦する1冊

2019.11.11

  • M&A全般

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『足立流 ど根性幸福論』の要約・あらすじ・特徴

53歳でゼロからのスタート

著者の足立雄三氏は、53歳の時に高校卒業後から35年間に渡る薬業界でのキャリアに自ら終止符を打ちます。

中学生から大学生までの息子4人、一番お金がかかる時期に大きな決断をした理由は、「何も残したものがないことに気づいた」から。

その後、54歳で岐阜県で調剤薬局の有限会社エスエーを設立し、16年で8店舗の薬局の他、2つのグループホーム、訪問介護事業によって、年商17億円、100名を超える社員を抱える企業グループへと成長させてきました。

嫌なことほどあえて突っ込んでいく

人間はどうしても楽な方向へ舵を切りがちです。

しかし、結局自分がどれだけ苦労したかによって、差が出ていきます。20代でやったことは30代で答えが出るし、30代でやったことは40代で答えが出る。

40代でしっかりやれば50代で必ず答えが出る。それぞれの時代に手を抜かず、どれだけ真剣に仕事をやってきたか、その結果は必ず出る。

どんな事業であっても、経営をしていればハードルにぶつかります。そういう時、人はどうしても逃げたくなります。

著者はなぜ54歳でゼロから起業したのか。退職までの35年間、営業マンとして成功できたのはなぜか。著者の営業の考え方と具体的な手法から、起業の成功のための秘訣を噓偽りなく全て開示されています。

『足立流 ど根性幸福論』を推薦する3つの理由

ちょっと目のつけどころを変えるだけ、差別化の秘訣

どんなビジネスにおいても、何ができるのかを常に考え、新しいものを取り入れていかないと生き残れません。才能があるかどうかではなく、小さなチャンスでも逃さないように準備をする。

チャンスはたくさんありますが、用意をしなければ逃がしてしまいます。

著者が調剤薬局の店舗数を拡大していくために、どのような用意をし、差別化を図ってきたのかが、余すところなく綴られています。

人生いつからでも楽しむことができるという勇気を与えてくれる

著者は、サラリーマン時代にも、54歳で経営者になってからも、様々な逆境に立たされています。「嫌なことほどあえて突っ込んでいく」という信念で正面から戦い信頼をつくることに成功されてきました。

孤独な状況でも「逃げたら終わり、手を合わせてありがたがるくらいの勇気が必要」と著者は本書でも述べていますが、エピソード1つ1つでそれを立証されており、読んでいるだけで勇気を与えてくれる1冊です。

信用を積み重ねるためのマインドと行動を知ることができる

本書のタイトルだけ見ると、単なる根性論をまとめた営業バイブルに見えるかもしれません。しかし、35年に渡るドクターへの営業活動や54歳からの再出発という経験に裏打ちされたに緻密な戦略、信用を積み重ねていくための行動をしることができます。

本書を手に取り、自分の人生をより能動的に、より積極的に変えてみてはいかがでしょうか。

外資系金融機関を経て日本M&Aセンターに入社。業界再編部の立ち上げのメンバーであり、現在はIT業界の責任者として、中小零細企業から、上場企業まで数多くの友好的なM&A、事業承継を実現している。これまで主担当として50件以上を成約に導いており、国内有数のM&Aプレイヤーの1人である。東芝情報システムとデンソーとの資本提携等を手掛ける。

副部長
IT業界支援室 室長
瀬谷 祐介