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M&Aレポート

『なぜ、だれもあなたの思い通りに動いてくれないのか』M&Aコンサルタントが経営者に推薦する1冊

2019.10.28

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『なぜ、だれもあなたの思い通りに動いてくれないのか』の要約・あらすじ・特徴

悩める経営者、管理職の方へ

経営者や管理職の方なら「自分が思っている通りに部下は動いてくれない」、「自分は頑張っているのに部下は応えてくれない」と感じたことは何度もあるのではないでしょうか。

本書はそんな悩みを解決するためのエッセンスが盛り込まれています。

なぜ自分の思い通りにいかないのか、どうすれば部下は動いてくれるのか。そのためにはまず自分のもの見方や考え方を変える必要があります。

成功する企業・個人に共通する「自責思考」という考え方

自分の思い通りに行かないとき、その原因を部下や環境のせいにしていませんか?

そんな他責思考では問題の真の原因は把握できず、解決には繋がりません。他責思考から自責思考へ変化することが、問題解決、ひいては会社や個人の成長につながります。

自責とは決して自分を責めるという意味ではありません。あるべき姿と現状とのギャップを認識し、そのギャップを埋めるべく自分が何をすべきか自分で考え、どのような行動をとるか具体的な行動に移していくことを意味しています。その一歩を踏み出すための思考が自責思考なのです。

API Consultantsの6つのケーススタディ

企業再建や業績改善に定評のあるAPIの敏腕コンサルタントが「他責」から「自責」に経営者や管理職の考え方を変化させていきます。

どのようにして彼ら自身が変化・成長し、上司や部下の考え方や行動を変えていったのか。そして、あなたが所属する組織に当てはめて、あなたならどう行動するか「自責思考」で6つのケーススタディを本書で追体験していただきたいと思います。

『なぜ、だれもあなたの思い通りに動いてくれないのか』を推薦する3つの理由

企業再建のプロフェッショナルから学べる

本書の執筆者である松本洋氏は、日本鋼管(現JFE スチール)時代に米国子会社であった大手鉄鋼メーカーのナショナルスチールに上席副社長として派遣され、経営再建を成功させた実績を持っています(200億円経常赤字を150億円の黒字へと回復)。
その後、企業再建のプロフェッショナル集団である米アリックスパートナーズの日本代表などを歴任し、2012年にAPI Consultantsを設立。

そんな再建のプロフェッショナルである松本氏の豊富な知識と経験に基づくメソッドにより問題を抱えた企業や組織が改善してゆく様子が記されており、そのノウハウや考え方を学ぶことができます。

具体的で身近なテーマ

業務の効率化、業績改善、生産性向上、収益力強化、原価低減に課題を持っていない企業は存在しないと思います。

しかし、どう行動して改善していけばいいのかを理解している経営者の方は少ないのではないのでしょうか。課題を知っていることと実際に行動に移すことは別物です。

6つのケーススタディを通じて、具体的に何週目に誰がどんな行動を起こし、目標を達成していくかをイメージすることができます。
決してAPIのコンサルタントが強制的に会社に変化をもたらしている訳ではありません。
そのきっかけとなる考え方や道筋をアドバイスしているだけで、当事者が自ら変化していくことがお分かりいただけると思います。

優秀なリーダーとは何かを教えてくれる

あなたの考える優秀なリーダーはどんな人でしょうか?

本書での優秀なリーダーとは、ここまでくればお分かりだと思いますが、部下に自責思考を促すことができる人物です。
5人の組織であればリーダーが頑張れば成果をあげることも困難ではないでしょうが、これが10人、100人と大きな組織になるとメンバー自身が自責思考で行動することが不可欠になります。

優秀なリーダーとして組織を動かしていく人にとって、必ず役立つ内容となっています。

■著者について

松本 洋(まつもと・ひろし)
東京大学法学部を卒業、コロンビア大学ビジネススクールでMBA及び法学修士取得。日本の米国子会社であったナショナルスチール(売上3,000億円)の再建に成功。

その後、通信/ITサービスプロバイダーであるKVHテレコム(現売上500億円)や間接コスト削減ソリューション企業であるアルファーパーチェス(現売上300億円)の2社を創業、代表取締役社長を歴任。

米国で企業再建のNo.1のコンサルティング会社であるアリックス・パートナーズの日本代表や2兆円の資金を運用する米国系PEファンドであるアドベント・インターナショナル日本支社の代表取締役社長を歴任し、現在に至る。

<主な実績>
・日本鋼管時代に、買収した米国大手鉄鋼メーカー、ナショナルスチールの再建に成功
(200億円の経常赤字を150億円の黒字へ)
・ベネッセコーポレーションの社外取締役を務め、事業拡大に寄与
・KVHテレコムでは、150kmの光ケーブル網を首都圏で敷設し、ブロードバンドの価格を10分の1で提供し通信価格の劇的低下に成功
・アドベント日本代表として日本市場におけるプレゼンスの確立や収益性の改善に貢献 ・内閣府規制改革会議委員(安倍政権)に任命され、さまざまな規制改革に寄与

東京大学工学部卒。野村證券株式会社、土木資材メーカーの副社長として経営に参画後、日本M&Aセンターに入社。経営者としての経験をもとに中小企業オーナーの立場に立ったM&Aを提案。2019年度全社MVP・全社最高売上を記録。

業界再編部 部長
物流業界支援室 室長
山本 夢人