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M&Aレポート

☆M&Aの全体プロセスとは(2)

2018.7.25

  • M&A全般

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前回に続き、M&Aの全体プロセスをお伝えします。

(4)トップ面談、買収監査

両者に関心があるようなら、買い手企業と提携仲介契約を締結の上、経営者同士のトップ面談を行います。一回だけではなかなか企業文化や経営理念を理解しきれませんので、トップ面談は納得がいくまで行っていただきますし、両社の現地視察を行う場合もあります。

さらに話を進める場合には基本合意契約を結び、具体的な買収金額等の条件とスケジュールを明確にします。買収監査では、買い手候補が売り手企業の主に会計税務に関する調査をし、最終条件交渉へと進みます。

(5)最終契約・成約式

M&A最終契約後は、「成約式」というセレモニーを行います。結婚式のような雰囲気の中で、両社の新しい門出を祝います。業種などによって差はありますが、初回面談から最終契約まではトータルで平均1年以上はかかるため、早めの準備が必要です。

(6) 社員や取引先への開示、PMI

社員や取引先に対しては、いつ・誰と・どのように発表するかを決めていき、幹部社員への根回し方法、インサイダー取引防止のための注意点、従業員への発表のタイミングと話し方などをアドバイスします。

適切なPMI(Post Merger Integration)も重要です。両社が真の融合を果たし、ともに相乗効果を得ながら持続的に発展するため、売り手企業・買い手企業が共同でPMIを推進する必要があります。統合への不安や心配を乗り越えて信頼関係を築くための「最高のPMI」をサポートします。

次回は、M&A成功のための注意ポイントをお伝えします。

外資系金融機関を経て、日本M&Aセンターに入社。業界再編部の立ち上げメンバーであり、2012年から、調剤薬局業界・IT業界を中心に、中小零細企業から、上場企業まで数多くの友好的なM&A、事業承継を実現している。これまで主担当として70件以上を成約に導いており、国内有数のM&Aプレイヤーの1人である。顧客満足度評価は、日本M&Aセンターのコンサルタント約500名中1位。

業界再編部 部長
瀬谷 祐介